設定・設置方法
設定・設置方法は現在設置されているWeb Forumのヴァージョンによって異なります。
旧ヴァージョン(ver4.80以前)を設置している場合 | → |
【1】へ |
初めてWeb Forumを設置する場合 | → |
【2】へ |
既に新ヴァージョン(ver5.01以降)を設置済みの場合 | → |
【3】へ |
それぞれの手順に従って設置してください。
【1】旧ヴァージョン(ver4.80以前)を設置している場合
既にWeb Forumを設置済みの場合には
- ログファイル(wf_log.cgi)のバックアップ保存をする。
- ver5のスクリプトを転送する。
- 動作確認をする。
- バックアップしておいたログファイルを転送する。
という順で設置します。以下で具体的な設置方法を説明します。
現行のログファイルは、wf_log.cgiというファイル名になっています。また過去ログファイルはpastディレクトリ内に数字のファイル名で存在します。
現行のログファイルおよび過去ログ(pastディレクトリのファイル全て)を上の「設置前準備」の通りバックアップ保存(自分のパソコンに保存)します。
次にver5のスクリプトを下記【2】の【ファイル構成例】に合わせて設置し、掲示板の動作を確認します。
【2】手順【1】を終えた場合および初めてWeb Forum(v5以降)を設置する場合
ver 5.01以降でディレクトリ構造が変更になっております。こちらから最新版スクリプトファイル(ver 5.xx)をダウンロードし、init.cgiの基本設定項目、管理者パスワード、戻り先、文字サイズ、フォント、色設定などを環境に合わせて書き換えます。
init.cgiファイルの書き換えはテキストエディタで行います。テキストエディタとしてはWindowsではEmEditorのフリー版 EmEditor Free等をご利用下さい。Mac版のテキストエディタはVectorサイトからダウンロードしてご利用下さい。
init.cgiの書き換え例 |
:
:
# 掲示板タイトル名
$title = "Web Forum";
# タイトル文字の色
$t_color = "#004080";
# タイトル文字のサイズ
$t_point = '20px';
# タイトル画像を使用するとき
$t_img = "./title.gif";
$t_w = 151; # 横サイズ(ピクセル)
$t_h = 28; # 縦サイズ(ピクセル)
# 本文の文字サイズ
$b_size = '13px';
# 本文の文字フォント
$b_face = 'MS UI Gothic, Osaka, MS Pゴシック';
# パスワード (半角英数字で)
$pass = '0123';
# 最大記事数
$max = 200;
# 戻り先URL【URLパス】
$home = "../index.html";
:
:
# 記事の [題名] の色
$sub_color = "#dd0000";
# 記事下地の色(一括表示時等)
$tbl_color = "#FFFFFF";
# 記事にNEWマークを付ける時間
$new_time = 48;
# NEWマークの表示形態
# → 画像を使用する場合には $newmark = '<img src="./new.gif">';
# というように IMGタグを記述してもよい
$newmark = '<font color="#FF3300">new!</font>';
# 記事NOの色
$no_color = "#008000";
:
:
# 引用部色変更
# → ここに色指定を行うと「引用部」を色変更します
# → この機能を使用しない場合は何も記述しないで下さい ($refcol="";)
$refcol = "#804000";
# 個別画面の上部タイトル色(新着記事など)
$backCol = "#004080"; # 下地色
$charCol = "#ffffff"; # 文字色
:
:
|
init.cgiファイルを書き換えたら、全てのファイルを下記の【ファイル構成】の通りに転送してください。
ver 5.01以降でディレクトリ構造およびファイル名が変更になっております。
v4.8以前(旧) | | v5.01以降(新) |
|
|
lib (新設) |
|
|
data (新設) |
wforum.cgi |
→ |
wforum.cgi (そのまま) |
wf_regi.cgi |
→ |
regist.cgi |
wf_admin.cgi |
→ |
admin.cgi |
wf_init.cgi |
→ |
init.cgi |
wf_log.cgi |
→ |
log.cgi |
【ファイル構成例】
public_html / index.html (トップページ)
|
+-- wforum / wforum.cgi
| regist.cgi
| admin.cgi
| init.cgi
| registkey.cgi
| title.gif
|
+-- lib / jcode.pl
| fold.pl
| registkey.pl
|
+-- data / log.cgi ... (ログファイル、旧ファイル名 wf_log.cgi)
| pastno.dat ... (過去ログ用)
|
+-- past / 0001.cgi ... (過去ログ用)
太文字:設置場所の変更あり
赤文字:追加スクリプト・追加ディレクトリ
ver5のスクリプトを上記の通り転送・設置して掲示板の動作を確認します。
【3】手順【2】までを終えた場合および新ヴァージョン(ver5.01以降)を設置している場合
当サイトからダウンロードした改造スクリプトを転送するだけで設置完了です。当サイトより最新版 Web Forum 改造スクリプトをダウンロードしinit.cgiの基本設定項目、管理者パスワード、戻り先、文字サイズ、フォント、色設定など必要な設定を環境に合わせて書き換え、転送します。転送するスクリプトファイルは
wforum.cgi
init.cgi
regist.cgi
admin.cgi
index.cgi
の5つのファイル、それにlibディレクトリ内のplファイル全て、dataディレクトリ内のdatファイルです。
init.cgiだけではなく、wforum.cgi、regist.cgiとadmin.cgi、index.cgiも必ず改造版を転送してください。
掲示板スクリプト名を変更モードに設定している場合は、
変更モードを解除してからファイルを転送してください。
|
[ファイル構成例]
public_html / index.html (トップページ)
|
+-- wforum / wforum.cgi ...(変更モードを利用する場合、wforum******.cgiに自動変更)
| regist.cgi ...(変更モードを利用する場合、regist******.cgiに自動変更)
| admin.cgi
| init.cgi
| registkey.cgi
| index.cgi ...(変更モードを利用する場合、wforum.cgiに自動変更)
| title.gif
|
+-- lib / jcode.pl
| fold.pl
| registkey.pl
| keitai.pl ...携帯用
| webmail.pl ...Webmail用
| mimew.pl ...Webmail用
|
+-- data / log.cgi ... (ログファイル、旧ファイル名 wf_log.cgi)
| pastno.dat ... (過去ログ用)
| spamdata.cgi ... (NGワードファイル)
| spamlog.cgi ... (投稿拒否ログ用 自動作成)
| scriptname.cgi ...スクリプト名保存ファイル(自動作成)
| denyaddress.cgi ...アクセス禁止データファイル
|
+-- past / 0001.cgi ... (過去ログ用)
太文字:設置場所の変更あり
赤文字:追加スクリプト・追加ディレクトリ
【パーミッション設定】
次にディレクトリと転送したファイルのパーミッション(許可権)設定を行います。
ご利用サーバによりパーミッションの推奨値は異なります。下記の表を参考に設定してください。
ディレクトリ名 |
パーミッション |
一般サーバ |
suEXECサーバ |
※wforum |
755 or 707 |
701 or 700 |
※lib |
755 or 707 |
701 or 700 |
※data |
777 or 707 |
701 or 700 |
※past |
777 or 707 |
701 or 700 |
|
|
|
ファイル名 |
パーミッション |
一般サーバ |
suEXECサーバ |
※wforum.cgi |
755 or 705 |
701 or 700 |
※admin.cgi |
755 or 705 |
701 or 700 |
※regist.cgi |
755 or 705 |
701 or 700 |
※registkey.cgi |
755 or 705 |
701 or 700 |
init.cgi |
644 or 604 |
600 |
※index.cgi |
755 or 705 |
701 or 700 |
log.cgi |
666 or 606 |
600 |
spamdata.cgi |
666 or 606 |
600 |
spamlog.cgi |
666 or 606 |
600 |
scriptname.cgi |
666 or 606 |
600 |
denyaddress.cgi |
666 or 606 |
600 |
*.dat |
666 or 606 |
600 |
*.pl |
644 or 604 |
600 |
※は実行権を与えるディレクトリ・ファイルです。
FTPソフトによっては数値ではなく、r、w、xの文字で表示される場合があります。
rはreadable(読み)、wはwriteable(書き)、xはexecutable(実行)を表し、
これを数値に置き換えるとrは4、wは2、xは1となります( -は0を表す )。
rwx |
計算 |
数値 |
|
rwx |
数値 |
rwx |
4+2+1 |
7 |
|
rwxrwxrwx |
777 |
r-x |
4+0+1 |
5 |
|
rwxr-xr-x |
755 |
rw- |
4+2+0 |
6 |
|
rw----rw- |
606 |
r-- |
4+0+0 |
4 |
|
rw-r--r-- |
644 |
--x |
0+0+1 |
1 |
|
rw------- |
600 |
--- |
0+0+0 |
0 |
|
rwx-----x |
701 |
※ パーミッションの設定値はご利用のプロバイダ、レンタルサービス会社の推奨値にして下さい。
パーミッションの設置値が不明の場合はご利用サーバのFAQを参照されるか、
ご利用サーバのサポートまでお問い合わせ下さい。
バックアップしたログファイル(wf_log.cgi)がある場合には、動作確認後にそのバックアップしたログファイルを(自分のパソコンからサーバーへ)転送して下さい。ここで、ログファイル名がwf_log.cgiの場合にはlog.cgiというファイル名に変更してから転送して下さい。
何も書いていないログファイルを転送すると今までの書き込みが消えてしまいますので、必ずファイルの内容・日付を確認してから転送してください。