- このサイトについて
まず最初に、「このサイトについて」を必ずお読み下さい
- 本スクリプトのサポートについて
当サイトの改造スクリプトに関して絶対にKENT WEBサポート掲示板で質問をしないようにして下さい。ルールを守らない場合には当改造スクリプトの利用を禁止します。当改造スクリプトに関して質問・不具合がある場合には、お問い合わせに関する注意事項を読まれた上で当方宛にメールにてお問い合わせ下さい。
- 本スクリプトの設置前に
本ページはWeb Patioを設置済み、あるいは設置した経験があるというユーザ向けに書いています。
本改造スクリプト設置前に、必ずKENT氏のオリジナル版(非改造)を設置して動作することを確認してください。この配布ファイルには改造・追加分のスクリプトしか含まれていないため、ここで配布しているファイルだけでは絶対に動作しません。
Web Patioの入手方法、設置方法はKent WebのWeb Patio設置法を参照してください。本改造スクリプトを利用する前に、必ずKENTさんのCGIスクリプト利用規定を読んで下さい。
また本改造スクリプトの設置前に必ずログファイルのバックアップを取ってください。ログファイルとは利用者の書き込み内容を保存してあるファイルで、CGIファイル内では$logfile=・・・で指定されており、ほとんどの場合、ファイル名にlogの文字が含まれています。
- お願い
このサイトのプログラムを利用し掲示板スパム対策が「効果あり」の場合には他のユーザーの方にも利用をぜひ薦めて下さい。誤処理の例や不具合のご報告、また「こんな機能があれば便利」等の要望がございましたらご連絡下さい。
- 本スクリプトの主な改造点
- NGワードを設定して投稿制限したり、宣伝書き込み(掲示板スパム)を排除できます。
オリジナル版のスパム拒否機能に加え、掲示板スパムを解析して作成した独自の判定基準を元に掲示板スパムを排除します。
さらに誤って掲示板スパム投稿(宣伝書き込み)と処理された普通の投稿を、管理画面から簡単に修復できますので、誤処理を恐れず積極的にご利用いただけると思います。
- 携帯対応
携帯からの閲覧、投稿、削除および管理モードによる削除ができます。添付画像がある場合には携帯から画像を見ることができます。なお、携帯からの画像添付はできません(携帯側の仕様)。
- 記事表示順の変更が可能
記事表示順を通常表示の投稿順表示と新着順表示から選択することができます。また、最新投稿記事にはNEWマークを付けることができます。
- 投稿者のメールアドレスにスパム・ウイルス対策(アドレス収集対策)をしています。
たとえば、太郎さんのメールアドレスがtaro@domain.example.comであるとします。
ソース上にはメールアドレスをこのまま掲載せずに、
"taro","domain.example.com"
と表示し、JavaScriptによりつなぎ合わせてブラウザ上ではとわかるように表示させます。
JavaScriptが有効になっていれば、"人間"はこのような変換を意識せずに利用できますが、
アドレス収集プログラムによるメールアドレス収集がされにくくなっています。また、メールアドレスを非公開にすることもでき、WebMailを利用することで投稿者のメールアドレスを非公開のままメールを受信することも可能です(sendmail必須)。
- 掲示板名の自動変更
掲示板スクリプト名を管理画面からワンクリックするだけで(自動)変更モードにできます。また、簡単に通常モードに戻すこともできます。掲示板スクリプト名を変更してもトップページからのリンクなどを変更する必要は一切ありません。
- エラーログの記録
投稿時にエラーになって書き込むことができなかった投稿を記録することができます。また、このエラー投稿を管理モードから簡単に再投稿処理することができます。
- 投稿の管理者許可制
投稿を管理者による許可制にすることができます。全ての投稿を一時的に非公開にし、管理モードから投稿の公開処理をすることで初めて閲覧することができます。
- 投稿制限機能
特定のホストアドレス・IPアドレスに対して投稿制限をすることができます。投稿制限されたホストアドレスからは閲覧は自由にできますが、制限ホストからの投稿は管理者が許可するまで公開されません。
- メールアドレスの非公開設定
WebMailを利用することで、投稿者のメールアドレスを非公開のままメールを受信することが可能です(sendmail必須)。
- 設置前準備
Web Patio Ver3.1を元に改造していますので、基本的にいままでのログはそのまま利用できます。
ただし、本改造スクリプト設置前に、必ずログファイルのバックアップを取ってください。
必ずログファイル(書き込み内容)をバックアップ保存してください。
スクリプト自体は最新版を転送することで復旧しますが、
失われた書き込み(ログファイル)は二度と復活させることはできません。
|
ver 2.32以前のヴァージョンを設置済みの場合にはログファイルの移行が必要です。
ver 2.32以前のヴァージョンのログを引き継ぐ場合には、logディレクトリ内のファイルを全てと
index1.log
index2.log
memdata.cgi
の3つのファイルをバックアップ保存しておき、それを新たにWeb Patioを設置したディレクトリ内の、logディレクトリ内およびdataディレクトリ内へそれぞれ転送して下さい。
- 設定・設置方法
【1】オリジナル版のWeb Patioをダウンロードし手順に従って設置し、動作することを確認します。設置済みの場合には【2】以降の作業を行います。ただし、設置済みの場合でもver 2.32以前のヴァージョンを設置済みの場合にはログファイルの移行が必要ですので注意して下さい。
ver 3以降でディレクトリ構造およびファイル名が変更になっております。
【ファイル構成例】
public_html (ホームディレクトリ)
|
+-- patio / patio.cgi
| read.cgi
| regist.cgi
| admin.cgi
| registkey.cgi
| init.cgi
| note.html
|
+-- data / index1.log
| index2.log
| memdata.cgi
|
+-- lib / jcode.pl
| upload.pl
| edit_log.pl
| find.pl
| check.pl
| registkey.pl
|
+-- log /
|
+-- ses /
|
+-- upl /
|
+-- img / *.gif
太文字:ver3より設置場所を変更
赤文字:ver3より追加されたスクリプト・ディレクトリ
※wakwakやniftyなどのようにcgi設置ディレクトリ内の画像を
参照できない場合には下記のように設定します。
ただし当方では確認できる環境がないため動作確認はしておりません。
(例 1) www.wakwak.com
ユーザーホームページがhttp://park**.wakwak.com/~username/の場合
[構成例]
|
+-- public_html / index.html (トップページ)
| |
| +-- img / アイコン画像ディレクトリ(alarm.gif、book.gif、file.gif、・・・)
| |
| +-- upl / 添付画像アップロードディレクトリ
|
+-- cgi-bin /
|
+-- patio / patio.cgi
:
[設定例]
$imgurl = "/~username/img";
$upldir = "/public_html/upl";
$uplurl = "/~username/upl";
(例 2) homepage.nifty.com
ユーザーホームページがhttp://homepage*.nifty.com/username/の場合
[構成例]
|
+-- homepage / index.html (トップページ)
| |
| +-- img / アイコン画像ディレクトリ(alarm.gif、book.gif、file.gif、・・・)
| |
| +-- upl / 添付画像アップロードディレクトリ
|
+-- cgi-bin /
|
+-- patio / patio.cgi
:
[設定例]
$imgurl = "http://homepage*.nifty.com/username/img";
$upldir = "/homepage/upl";
$uplurl = "http://homepage*.nifty.com/username/upl";
(例 3) hi-ho.ne.jp
ユーザーホームページがhttp://www.***.hi-ho.ne.jp/username/の場合
[構成例]
www.***.hi-ho.ne.jp
|
+-- html / index.html (トップページ)
| |
| +-- img / アイコン画像ディレクトリ(alarm.gif、book.gif、file.gif、・・・)
| |
| +-- upl / 添付画像アップロードディレクトリ
|
+-- cgi-bin / patio.cgi
:
[設定例]
$imgurl = "http://www.***.hi-ho.ne.jp/username/img";
$upldir = "/html/upl";
$uplurl = "http://www.***.hi-ho.ne.jp/username/upl";
【2】当サイトより最新版 Web Patio 改造スクリプトをダウンロードし【1】と同様init.cgiの基本設定項目、
管理者パスワード、戻り先、文字サイズ、フォント、色設定などを環境に合わせて書き換えます。
init.cgiファイルの書き換えはテキストエディタで行います。テキストエディタとしてはWindowsではEmEditorのフリー版 EmEditor Free等をご利用下さい。Mac版のテキストエディタはVectorサイトからダウンロードしてご利用下さい。
init.cgiの書き換え例 |
:
:
# 管理パスワード(英数字で8文字以内)
$pass = '0123';
# アクセス制限をする
# 0=no 1=yes
$authkey = 0;
# ログイン有効期間(分)
$authtime = 60;
# トリップ機能(ハンドル偽造防止)のための変換キー
# → 英数字で2文字
$trip_key = 'ab';
# タイトル
$title = "ウェブ・パティオ";
# タイトルの文字色
$t_color = "#000000";
# タイトルサイズ
$t_size = '18px';
# 本文文字サイズ
$b_size = '13px';
# 本文文字フォント
$b_face = '"MS UI Gothic", Osaka, "MS Pゴシック"';
:
:
# 記録ファイルディレクトリ【サーバパス】
$logdir = './log';
# セッションディレクトリ【サーバパス】
$sesdir = './ses';
# 戻り先【URLパス】
$home = '../index.html';
# 壁紙
$bg = "";
# 背景色
$bc = "#F0F0F0";
# 文字色
$tx = "#000000";
# リンク色
$lk = "#0000FF";
$vl = "#800080";
$al = "#DD0000";
# 画像ディレクトリ【URLパス】
$imgurl = './img';
:
:
|
init.cgiファイルを書き換えたら、全てのファイルを下記の【ファイル構成】の通りに転送してください。
下記の通りにファイルをASCII(アスキー)・テキスト形式で掲示板設置サーバへ上書き転送します。バックアップ保存しておいたログファイルがある場合には、logディレクトリ内およびdataディレクトリ内へそれぞれへ下記の「ファイル構成例」の通り転送します。
掲示板スクリプト名を変更モードに設定している場合は、
変更モードを解除してからファイルを転送してください。
|
【ファイル構成例】
public_html (ホームディレクトリ)
|
+-- patio / patio.cgi
| regist.cgi
| admin.cgi
| read.cgi
| init.cgi
| index.cgi
| note.html
|
+-- data / index1.log
| index2.log
| memdata.cgi
| spamlog.cgi ... (投稿拒否ログ 自動作成)
| spamdata.cgi ... (NGワード)
| scriptname.cgi .. スクリプト名ファイル(自動作成)
| denyaddress.cgi ...アクセス禁止データファイル
|
+-- lib / jcode.pl
| upload.pl
| edit_log.pl
| find.pl
| check.pl
| keitai.pl ...携帯用
| webmail.pl ...Webmail
| mimew.pl ...mimeエンコード
|
+-- log /
|
+-- ses /
|
+-- upl /
|
+-- img / *.gif
太文字:設置場所の変更あり
赤文字:追加スクリプト・追加ディレクトリ
ファイルを掲示板設置サーバへ転送します。ファイルはinit.cgiだけではなく、
patio.cgi、regist.cgi、read.cgi、admin.cgi、index.cgi、edit_log.plも必ず転送してください。
ver 2.32以前のヴァージョンのログを引き継ぐ場合には、
logディレクトリ内にあったファイルを全てlogディレクトリ内に転送し、さらに
index1.log
index2.log
memdata.cgi
の3つのファイルをdataディレクトリ内へ転送して下さい。
【パーミッション設定】
次にディレクトリと転送したファイルのパーミッション(許可権)設定を行います。
ご利用サーバによりパーミッションの推奨値は異なります。下記の表を参考に設定してください。
ディレクトリ名 |
パーミッション |
一般サーバ |
suEXECサーバ |
※patio |
755 or 707 |
701 or 700 |
※data |
777 or 707 |
701 or 700 |
※log |
777 or 707 |
701 or 700 |
※ses |
777 or 707 |
701 or 700 |
※upl |
777 or 707 |
701 or 700 |
※lib |
755 or 707 |
701 or 700 |
|
|
|
ファイル名 |
パーミッション |
一般サーバ |
suEXECサーバ |
※patio.cgi |
755 or 705 |
701 or 700 |
※regist.cgi |
755 or 705 |
701 or 700 |
※read.cgi |
755 or 705 |
701 or 700 |
※admin.cgi |
755 or 705 |
701 or 700 |
init.cgi |
644 or 604 |
600 |
※index.cgi |
755 or 705 |
701 or 700 |
data.cgi |
666 or 606 |
600 |
spamdata.cgi |
666 or 606 |
600 |
spamlog.cgi |
666 or 606 |
600 |
scriptname.cgi |
666 or 606 |
600 |
denyaddress.cgi |
666 or 606 |
600 |
*.dat |
666 or 606 |
600 |
*.pl |
644 or 604 |
600 |
※は実行権を与えるディレクトリ・ファイルです。
FTPソフトによっては数値ではなく、r、w、xの文字で表示される場合があります。
rはreadable(読み)、wはwriteable(書き)、xはexecutable(実行)を表し、
これを数値に置き換えるとrは4、wは2、xは1となります( -は0を表す )。
rwx |
計算 |
数値 |
|
rwx |
数値 |
rwx |
4+2+1 |
7 |
|
rwxrwxrwx |
777 |
r-x |
4+0+1 |
5 |
|
rwxr-xr-x |
755 |
rw- |
4+2+0 |
6 |
|
rw----rw- |
606 |
r-- |
4+0+0 |
4 |
|
rw-r--r-- |
644 |
--x |
0+0+1 |
1 |
|
rw------- |
600 |
--- |
0+0+0 |
0 |
|
rwx-----x |
701 |
パーミッションの設置値が不明の場合はご利用サーバのFAQを参照されるか、
ご利用サーバのサポートまでお問い合わせ下さい。
【3】掲示板の動作確認をします。以上で設置完了です。
- 改造スクリプトのダウンロード
最新版 Web Patio 改造スクリプトのダウンロードファイルは下記サイトよりダウンロードしてください。
掲示板改造支援サイト - 改造スクリプトのダウンロードサイト |
■ ご注意 ■
説明を読まずに、不正なキーワードを入力したり、確なキーワードを入力する方が多数おられます。今後、正解率が上がらない場合には、さらに難しいキーワードを設定することがあります。ダウンロードサイトへ入室する場合には下記の説明文を良く読み、わからない場合には必ず調べてからキーワードを入力してください。
一部のMAC環境からダウンロードできないとのご報告も頂いておりますが、こちらでは確認作業ができません。ブラウザで圧縮ファイルをダウンロードする設定になっているかご確認ください。それでもダウンロードできない場合にはIEではなくFirefoxやOpera等を利用されるか、Windows環境でダウンロード願います。
キーワードの入力について
悪質な国外のスパム業者にスクリプトを解析されるのを防ぐため、ダウンロードサイト入室にはキーワードを設定しております。2008年7月に主要国首脳会議(サミット)が開催された北海道を代表する観光地の○○湖、キーワードには、この○○部分を平仮名3文字で入力し、「ダウンロードサイトへ」をクリックして下さい。ご面倒をおかけしますがご協力を宜しくお願いします。
不正なキーワードを入力したり、連続エラーの場合には自動的にアクセス制限がかかることがあります。イタズラや故意の不正なキーワードを入力したり、文字入力は絶対にしないで下さい。なお、アクセス制限の解除を依頼されても、対応はしませんのでご注意下さい。
ダウンロードスクリプトの動作確認ブラウザはFirefox(ver 3.0以降)、IE(ver 7.0以降)、Opera(ver 10.0以降)、Safari(ver 3.1以降)、Google Chrome(ver 6.0以降)です。
キーワードがわからない方はGoogle等を利用してご自身で調べてください。キーワードを教えてください、と言ったお問い合わせは受け付けておりません。
|
- NGワードファイルのダウンロード
NGワードファイルが必用な方はこちらから最新版のNGワードファイルをダウンロードしてご利用下さい。spamdata.cgiのパーミッション設定はログファイルと同じに設定してください。通常は606に設定し、書き換えができないような場合には666、644、600などに設定して下さい。
- 掲示板設置後の確認作業
掲示板設置時には投稿拒否ログを残す設定にしておいて下さい。1ヶ月、2ヶ月間程度、管理モードから投稿拒否ログを見て、スパム投稿以外の普通の投稿が間違えて記録されていないか、確認して下さい。誤処理がないようなら投稿拒否ログを残さない設定にしてもかまいません。もし万が一、誤処理が多いようでしたら、投稿設定をゆるく設定し直して下さい。
以上で設定完了です。
- 設置掲示板へのリンク方法の変更
最後に、設置掲示板へのリンク方法を通常のリンク方式からjavascript表示に変更しておきましょう。