設定・設置方法
設定・設置方法は現在設置されているJoyful Noteのヴァージョンによって異なります。
旧ヴァージョン(ver1.96以前)を設置している場合 | → |
【1】へ |
初めてJoyful Noteを設置する場合 | → |
【2】へ |
既に新ヴァージョン(ver2.00以降)を設置済みの場合 | → |
【3】へ |
それぞれの手順に従って設置してください。
【1】旧ヴァージョン(ver1.96以前)を設置している場合
既に旧ヴァージョンのJoyful Noteを設置済みの場合には
- ログファイルのバックアップ保存をする。
- ver2のスクリプトを転送する。
- 動作確認をする。
- バックアップしておいたログファイルを転送する。
という順で設置します。以下で具体的な設置方法を説明します。
現行のログファイルは、joylog.cgi、joyful.logあるいはjoyfullog.cgiというファイル名になっています。また過去ログファイルはpastディレクトリ内に数字のファイル名で存在します。
現行のログファイルおよび過去ログ(pastディレクトリのファイル全て)を上の「設置前準備」の通りバックアップ保存(自分のパソコンに保存)します。
通常、過去ログ関係ファイルは自動作成されますので、以下の過去ログに関する設定は必要ありません。自動作成が上手く動作しないかあるいは自分で設定される場合には下記の手順で設定を行います。既にオリジナル版のver2.xx以降を設置済みの場合には以下の操作は必要ありません。
- joyful.cgiを設置したディレクトリ内に data というディレクトリを作成します。
- joyful.cgiを設置したディレクトリ内の pastno.dat ファイルとは別に、pastno.dat というファイルを作成し、その中に 1 とだけ書きます。
- 1 とだけ書いた pastno.dat ファイルを data ディレクトリに転送します。
- 何も書いていない 0001.cgi というファイルを作成し、pastディレクトリに転送します。
- data ディレクトリのパーミッションは[777]、[755]、[707]、[700]のいずれかに設定します。
(ご利用サーバーの推奨値)
- pastno.dat、0001.cgiのパーミッションは[666]、[644]、[606]、[600]のいずれかに設定します。(ご利用サーバーの推奨値)
- joyful.cgiを設置したディレクトリ内の pastno.dat ファイルが存在する場合には、削除せずそのままにしておきます。
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次にver2のスクリプトを下記【2】の【ファイル構成例】に合わせて設置し、掲示板の動作を確認します。最初はinit.cgiの管理者パスワードのみを書き換えて転送し動作を確認します(いろいろと変更してしまうと、エラーになったときにどこが原因なのかわからなくなります)。
【2】手順【1】を終えた場合および初めてJoyful Note(v2以降)を設置する場合
ver2以降でディレクトリ構造および過去ログの形式が変更になっております。こちらから最新版スクリプトファイル(ver 2.xx)をダウンロードし、init.cgiの基本設定項目、管理者パスワード、戻り先、文字サイズ、フォント、色設定など必要な設定を環境に合わせて書き換えます。
init.cgiファイルの書き換えはテキストエディタで行います。テキストエディタとしてはWindowsではEmEditorのフリー版 EmEditor Free等をご利用下さい。Mac版のテキストエディタはVectorサイトからダウンロードしてご利用下さい。
init.cgiの書き換え例 |
:
:
# タイトル名
$title = "Joyful Note";
# タイトルの文字色
$t_color = "#800000";
# タイトルの文字サイズ
$t_size = '26px';
# 本文の文字フォント
$face = '"MS UI Gothic", "MS Pゴシック", Osaka';
# 本文の文字サイズ
$b_size = '13px';
# 壁紙を指定する場合(http://から指定)
$bg = "";
# 背景色を指定
$bc = "#FEF5DA";
# 文字色を指定
$tx = "#000000";
# リンク色を指定
$lk = "#0000FF"; # 未訪問
$vl = "#800080"; # 訪問済
$al = "#ff0000"; # 訪問中
# 戻り先のURL (index.htmlなど)【URLパス】
$homepage = "../index.html";
# 最大記事数 (親記事+レス記事も含めた数)
$max = 50;
# 管理者用マスタパスワード (英数字で8文字以内)
$pass = '0123';
:
:
# タイトルにGIF画像を使用する時 (http://から記述)
$t_img = "";
$t_w = 180; # GIF画像の幅 (ピクセル)
$t_h = 40; # 〃 高さ (ピクセル)
:
:
# ログファイル【サーバパス】
$logfile = './data/joylog.cgi';
# アップロードディレクトリ【サーバパス】
# → パスの最後に / をつけない
$imgdir = './img';
# アップロードディレクトリ【URLパス】
# → パスの最後に / をつけない
$imgurl = "./img";
:
:
|
init.cgiファイルを書き換えたら、全てのファイルを下記の【ファイル構成】の通りに転送してください。
設置方法はこちらのプログラムの設置例も参考にして下さい。
【ファイル構成例】
public_html (ホームディレクトリ)
|
+-- joyful / joyful.cgi
| admin.cgi
| regist.cgi
| registkey.cgi
| init.cgi
|
+-- lib / jcode.pl
| cgi-lib.pl
| registkey.pl
| pastlog.pl
| howto.pl
| check.pl
| search.pl
| album.pl
|
+-- data / joylog.cgi
| pastno.dat
| count.dat
|
+-- past / 0001.cgi ...
|
+-- img / home.gif, clip.gif, soon.gif, ...
※wakwakやniftyなどのようにcgi設置ディレクトリ内の画像を
参照できない場合には下記のように設定します。
ただし当方では確認できる環境がないため動作確認はしておりません。
(例 1) www.wakwak.com
ユーザーホームページがhttp://park**.wakwak.com/~username/の場合
[構成例]
|
+-- public_html / index.html (トップページ)
| |
| +-- img / 0001.jpg、0002.jpg、・・・
|
+-- cgi-bin /
|
+-- joyful / joyful.cgi
:
[設定例]
$imgdir = "/public_html/img";
$imgurl = "/~username/img";
(例 2) homepage.nifty.com
ユーザーホームページがhttp://homepage*.nifty.com/username/の場合
[構成例]
|
+-- homepage / index.html (トップページ)
| |
| +-- img / 0001.jpg、0002.jpg、・・・
|
+-- cgi-bin /
|
+-- joyful / joyful.cgi
:
[設定例]
$imgdir = "/homepage/img";
$imgurl = "http://homepage*.nifty.com/username/img";
(例 3) hi-ho.ne.jp
ユーザーホームページがhttp://www.***.hi-ho.ne.jp/username/の場合
[構成例]
www.***.hi-ho.ne.jp
|
+-- html / index.html (トップページ)
| |
| +-- img / 0001.jpg、0002.jpg、・・・
|
+-- cgi-bin / joyful.cgi
:
[設定例]
$imgdir = "/html/img";
$imgurl = "http://www.***.hi-ho.ne.jp/username/img";
基本的にはjoyfulディレクトリ内はjoyful.cgi、admin.cgi、regist.cgi、registkey.cgi、init.cgiのファイルを設置し、他のファイルは全て階下のディレクトリ内に転送します。
以上の作業を行い、掲示板が正しく設置されたのを確認したら、下記の【3】以降の操作を行います。
バックアップしたログファイルがある場合には、動作確認後にそのバックアップしたログファイルを(自分のパソコンからサーバーへ)全て転送して下さい。ここで、ログファイル名がjoyful.logあるいはjoyfullog.cgiの場合にはjoylog.cgiというファイル名に変更してから転送して下さい。
何も書いていないログファイルを転送すると今までの書き込みが消えてしまいますので、必ずファイルの内容・日付を確認してから転送してください。
【3】手順【2】までを終えた場合および新ヴァージョン(ver2.00以降)を設置している場合
あとは当サイトからダウンロードした改造スクリプトを転送するだけで設置完了です。当サイトより最新版 Joyful Note 改造スクリプトをダウンロードし【2】と同様にinit.cgiの設定を環境に合わせて書き換えます。
初期設定では新表示形式になっています。通常のJoyful Note表示形式を利用する場合には、
管理画面で「Joyful Note形式に戻す」をクリックしてください。
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【4】最新ファイルの転送
上で基本設定項目を設定したinit.cgiの他joyful.cgi、admin.cgi、regist.cgi、index.cgiを同一ディレクトリ内に、*.plファイルを全てlibディレクトリ内に、*.datファイルおよびspamdata.cgiをdataディレクトリ内に、下記の【ファイル構成例】の通りに上書き転送します。
掲示板スクリプト名を変更モードに設定している場合は、
変更モードを解除してからファイルを転送してください。
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バックアップしたログファイル(joylog.cgi)および過去ログ(pastディレクトリ内のファイル)があり、まだ転送していない場合にはここでそれらも転送します。何も書いていないログファイルを転送すると今までの書き込みが消えてしまいますので、必ずファイルの内容・日付を確認してから転送してください。
【ファイル構成例】
public_html (ホームディレクトリ)
|
+-- joyful / joyful.cgi
| admin.cgi
| regist.cgi
| registkey.cgi
| init.cgi
| index.cgi ...掲示板名自動変更用
| pastno.dat ...旧・過去ログ(ver 1.xx形式)用→存在する場合には削除しない
|
+-- lib / jcode.pl
| cgi-lib.pl
| registkey.pl
| pastlog.pl
| howto.pl
| check.pl
| search.pl
| album.pl
| form.pl ...投稿フォーム
| message.pl ...メッセージ表示用
| editlog.pl ...ユーザー編集
| upload.pl ...ファイル添付用
| webmail.pl ...WebMail用
| mimew.pl ...WebMail用
| keitai.pl ...携帯用
| imagemagick.pl...サムネイル画像用
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+-- data / joylog.cgi ...(旧ファイル名はjoyful.log、joyfullog.cgi)
| pastno.dat ...新・過去ログデータファイル(ver 2.xx形式)用
| count.dat ...カウンターファイル
| scriptname.cgi ...スクリプト名ファイル(自動作成)
| init.dat ...カラーモード初期設定ファイル
| cmode.dat ...カラーモードデータファイル
| color.dat ...カラーデータファイル
| spamdata.cgi ...NGワード用
| spamlog.cgi ...スパムログ(自動作成)
| denyaddress.cgi ...アクセス禁止データファイル
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+-- past / 1.dat ...旧・過去ログ(ver 1.xx形式の過去ログが存在する場合)
| / 0001.cgi ...新・過去ログ(ver 2.xx形式)
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+-- img / home.gif, clip.gif, soon.gif, ...
|
+-- mailchk /...WebMail用
太文字:スクリプトの改変あり
赤文字:追加スクリプト・追加ディレクトリ
【パーミッション設定】
次にディレクトリと転送したファイルのパーミッション(許可権)設定を行います。
ご利用サーバによりパーミッションの推奨値は異なります。下記の表を参考に設定してください。
ディレクトリ名 |
パーミッション |
一般サーバ |
suEXECサーバ |
※joyful |
755 or 707 |
701 or 700 |
※lib |
755 or 707 |
701 or 700 |
※data |
777 or 707 |
701 or 700 |
※past |
777 or 707 |
701 or 700 |
※img |
777 or 707 |
701 or 700 |
※mailchk |
777 or 707 |
701 or 700 |
|
|
|
ファイル名 |
パーミッション |
一般サーバ |
suEXECサーバ |
※joyful.cgi |
755 or 705 |
701 or 700 |
※admin.cgi |
755 or 705 |
701 or 700 |
※regist.cgi |
755 or 705 |
701 or 700 |
※registkey.cgi |
755 or 705 |
701 or 700 |
init.cgi |
644 or 604 |
600 |
※index.cgi |
755 or 705 |
701 or 700 |
joylog.cgi |
666 or 606 |
600 |
spamdata.cgi |
666 or 606 |
600 |
spamlog.cgi |
666 or 606 |
600 |
scriptname.cgi |
666 or 606 |
600 |
denyaddress.cgi |
666 or 606 |
600 |
*.dat |
666 or 606 |
600 |
*.pl |
644 or 604 |
600 |
※は実行権を与えるディレクトリ・ファイルです。
FTPソフトによっては数値ではなく、r、w、xの文字で表示される場合があります。
rはreadable(読み)、wはwriteable(書き)、xはexecutable(実行)を表し、
これを数値に置き換えるとrは4、wは2、xは1となります( -は0を表す )。
rwx |
計算 |
数値 |
|
rwx |
数値 |
rwx |
4+2+1 |
7 |
|
rwxrwxrwx |
777 |
r-x |
4+0+1 |
5 |
|
rwxr-xr-x |
755 |
rw- |
4+2+0 |
6 |
|
rw----rw- |
606 |
r-- |
4+0+0 |
4 |
|
rw-r--r-- |
644 |
--x |
0+0+1 |
1 |
|
rw------- |
600 |
--- |
0+0+0 |
0 |
|
rwx-----x |
701 |
パーミッションの設置値が不明の場合はご利用サーバのFAQを参照されるか、
ご利用サーバのサポートまでお問い合わせ下さい。
【5】掲示板の動作確認をします。以上で設置完了です。